2023/07/26
暗記ではなく、即座の返答重視
今、どんな英語力が求められているか?
テストで良い点数を取ることも非常に重要なことですし、単語を沢山覚えている、ライティングが得意。これらも、とても大切です。
しかし、少し前に実施された中学生全国学力テストでは、話す部分にもフォーカスを置いています。全国学力テストでの「話す」部分はオンラインで約5分間となりますが、ここでどのような事を求められているか?
「会話形式で即座の返答重視」です。
例えば、動物園の場面設定で、「カンガルーについて疑問があれば私に尋ねて」「次はどこに行くのか」など話しかけられ、英語による返答が求められます。
また、環境問題に関する他の生徒の発表を聞いた上で、自分の意見を述べさせる問題もあります。
このように2019年の前回のテストより、会話形式の出題は増えています。
学習指導要領でも、英語で簡単な語句や文を使う「やりとり」の力を伸ばすのが,
大きな目標となっています。
これを読まれてどう感じますか?
暗記した文章を読むのではなく、意思を相手に英語で伝えることが非常に重要視されていることを感じますね。
当校でも、決まりきったQandAの形式ではなく、毎回自分の意見を英語で言えるように、または自分の思っていることを相手に質問する、相手の答えに対して、自分の意見を伝える。という会話のキャッチボール部分を大切にしています。
英語でのやり取りは、最初は難しいと感じますし、「あれ、間違ってる?」「何から言えば良いのか分からない。」「正しい英語か分からない」など不安は沢山ありますよね。
しかし、机とにらめっこをしていても英会話には繋がりません。 色々な仲間や講師と楽しんで、生きた英語に触れながら習得することが、上達への1番の近道です!